車に乗って遠出したい、通勤や通学で車が必要になる、などの理由で自動車免許を取得したい場合、自動車学校に通い、卒業してから公安委員会で試験を受け、晴れて免許取得というパターンが多いです。自動車学校に通わずとも試験は受けられるのですが、実際に自動車の運転練習ができる点や、公安委員会が行う試験で実技試験が免除されるという点でも自動車学校に通って学ぶというのが一番近道と思われます。自動車免許にも種類があり大きくは第一種免許と、営業を目的として運転する場合に必要となる第二種免許に分かれます。日常生活で車を運転したい場合は第一種免許の取得が必要です。
第一種免許もさらに普通免許、大型免許や中型免許の他、原付免許などに分かれ、必要に応じて各免許を取得することになります。自動車学校でも各個人の必要な免許に応じた教習を受けることとなります。おおまかな卒業までの流れですが、まずは第一段階で交通安全の基礎となる知識を学科教習で、運転の基礎を実技教習で学びます。それが終わると仮免許を取得するための学科試験と修了検定を受け、合格となれば第二段階へとすすみます。
第二段階の教習も学科と実技の教習です。より実践的な知識を学び、実際の路上で運転技術を学びます。高速道路での教習があるのも、この第二段階です。第二段階の終了後、技能卒業検定を受け合格すれば自動車学校を卒業となり、公安委員会の運転免許証試験場で試験を受けられることになります。