運転の学び場、自動車学校

車の運転の可能な年齢は基本的に18歳からですが、車のハンドルを握って運転するのはまずちゃんとしたところでお金を払って試験なり講習なりを受けなければいけません。その場所のことを自動車学校と呼びます。中にはほかの名称、例えばモータースクールであったり、ドライビングスクール、自動車教習所と呼ばれるものもあるのですが中身はどれも一緒で、自動車学校やこれらの施設が自動車の運転を習う場所です。入学したら、敷地内講習と呼ばれる学科と実技の講習を受けなければなりません。

その講習が全て受講済みとなった段階で仮免学科試験及び、仮免実技試験に移行します。晴れて合格したら公道に教官を助手席に乗せて路上講習が始まります。こちらもやはり学科路上講習と実技路上講習がありこれらも受講が全て終わると本免技能試験を受けることが可能です。この試験をパスすると運転免許証の交付の許可が認められてドライバーの仲間入りを果たせる、という流れになっています。

学科と実技、講習と試験ともに合格する基準が設けられていますので受けるたびに教官の判断で次へ次へ進んでいく方式となっていますが、試験の点数、講習と実技の合格ラインを満たないと再受講、もしくは再試験となって新たにその代金を上乗せして払う必要があります。それぞれの講習の数は学科が26時限、実技が34時限でクリアできないと、この数に受講回数が重なっていきます。一発試験という方法で受ける特定自動車届出教習所もあるのですがこの指定自動車教習所のプロセスで免許を所得する方法が一般的ですので、この流れで免許所得を希望する人が行く場所が自動車学校となります。